THE PARTY vol.5 @2.5D

 自己紹介でプー・ルイが「プープープープー鼻血ブー」とアレンジして、ライブ前に頭に血が上って出てしまったそうな。確か前にもそんなことあったような。のんちゃんも熱っぽかった由で、季節の変わり目で体調はなにとぞお気をつけて。

  1. GMYL全部
  2. マグノリア
  3. animal
  4. over the future
  5. nerve
  6. My Ixxx


 GMYL全部は2回ライブで見なかっただけで久しぶりに感じるとか、最近また自分の時間が加速している気がしたよ。敢えて後方で見てるたのですが、2.5Dの箱だと舞台のメンバーと目線の高さが同じになって、表情や連携がよく見えてまた新鮮でした。


 Over the Futureのノリかたがまだ定まらない感じがしたのだけど、背の順さんがDJ中に原曲をかけたあとに見ただけに、対比を意識してしまうのは悪いくせ。可憐Girl'sさんがぴょんぴょん踊りまくってフォーメーション変えてくPVのイメージが強くて、BiSさんが同じようになることはこれまでの演出からして正解でないことはもちろんなんだけど、原曲の呪縛をまだかわせてなくて、プー・ルイさんがよく言う「剽窃」上等ないい加減さや自由さが足りない。何度かライブで曲を聞いてきて、アレンジがギターポップ+エレクトロな方向ゆえにそれに合うような演出があるのかなと思うような。


 ライブ前にユケが大谷雅恵さんからレスをもらったところ、「嬉しくて失禁しますた。みんな紙オムツ持って2.5Dに集合だー!」とtweetしたのを受けて、ユケ推しが紙オムツをライブ中に穿いたり頭にかぶる芸当をしてました。素晴らしいですしばらくこういうの無かったよね。ゆりかごから墓場まで、メンバーとヲタが支えあうシンボルとしての紙オムツ。使用後の大閃光オレンジを股の間に入れたら仄かに漏れる光がこれからの未来を灯す希望の光。ちょうど、ライブ当日には某国からの妨害により研究員の磁場への憑依が云々とか、研究員間でオカルトな話題がネタに上がっていたので、そんな光景に見えたという話。使用後は衛生的に処分しましょう。

looptroika @代官山loop

 事前にほとんど調べなくてHipHop中心、くらいのイメージしかもっていなかったのですが、テン年代の新しいものたくさん見れて、思い出に残るものでした。BiSさんにつなげてもらった縁で、10数年前に自分が好きな音楽交わったような気がしてサバーイ(=心地良い)指数を上げた素晴らしいイベントでした。以下tweetしたままに。

  • Alaska jamさん、かっちり作ってるもの見るだけで好印象です。Hip Hopをレアグルーヴで包むような、抑制効いた音がクールです。
  • 大袈裟太郎w/残党プロダクションさん、この手のミクスチャーのバランスってすごく微妙で難しい。pfがあったら、とぁasがもっと主張したらいいな、とか感じたり。ラッパーさんもう一かた加わってから、軽やかになって良い感じに。
  • ZeZeZaZaさん、なんだろ、これ。MANIAC LOVEの月曜日に迷い込んだみたいな、すごく懐かしい感じ。音のシャワーに身を任せるなんて、どれくらいぶりだろう。曲間の構成含めて言うこと無しで、bとgとdrのシンプルな構成ながら、出す音とそのエフェクトで、これだけ出来るんだ、すげー。ギターからチャイム音引き出すとか、現在ならでは出来るアイディア満載。終了後にsamplerを無銭でいただくとか嬉しい限り。
  • YOU THE ROCK★さん、ジャムセッションで超盛り上がったらしいのですが、ZeZeZaZaさんの余韻に浸るべく外でクールダウンしてました。残念無念。

あと、本筋と無関係なんですが、大袈裟太郎さんがバンドのベースさんを紹介したときに「武蔵野が産んだチャールズ・ミンガス」と言ってたとこに受けた。演奏してるときは途方も無くカッコいい人なんだけど、いろいろあって私生活は厳しいものがハードバップ期のベーシスト。帰宅してからyoutoubeで聴くなどして、1時半には就寝。


looptroika @代官山loop

 代官山loopは初めて行くライブハウス。渋谷から代官山まで一駅乗るのは面倒に感じながら、地図を見ると渋谷から歩くのと大差なさそうで、実際歩いてみると15分ほどでした。BiSの登場自体は3回目で、アイドルでもないロックでもない第3極の現場でアウェーとも言われていたけど、どんなエリアに特攻かけているのか興味ありました。

  1. エレガントの怪物
  2. nerve
  3. 太陽のじゅもん
  4. animal
  5. スプリットブレインシンドローム
  6. My Ixxx


 BiSさんは、ぐるぐる回るに引き続いて俺得方向のセトリ。最前中央が空いてどうしたらいいか伺う様子に、初期のころの緊張感思い出した。その中かえってやりたいことをやりたい度合いに*1出来て、個人的に満足感高い現場。エレガントから始まってじゅもんに加えてシングルまで入れ込む貪欲さの中にも、前者がアクセントになる。「ぐるぐる回る」の時に感じたような硬さがほどけていて、20人弱いた研究員に囲まれてアウェイ感は無い。
 あとは、アーバンギャルド春闘の時に思ったように、ティーネイジ・フレイバをまた演ってくれたらな、というのは贅沢かしら。10代限定という設定上の制約はあるものの、まだ10代であるukとのんちゃんに残された時間は少なかったりして。20代のプーちゃんとゆっふぃーがコーラスでりなはむパート受け持つとかして、披露する機会を待ち望んでおります。


 物販はAlaska Jamさんが終演後、転換中のスポットでわりかしタイトな時間で。普段はラミネートにメンバーさんから一人だけサインをいただけるんだけど、本日はお話の時間取りたくて敢えてサイン無しで。ゆっふぃーさんに「太陽のじゅもん」のコールに興味持ってもらえて、「古今を紐解くスマイルゆふちゃん」とご本人に伝える。
以下脳内ですが、ゆっふぃーさんが、先般のOTOTOYの学校での抜群のプレゼンテーションスキル見せたように何かをかみ砕いて伝える人で、なおかつ文学専攻ということを聞いたので古語っぽい「紐解く」を当ててみて、これってどこか和の艶めかしさを感じさせる言葉。頭の「古今」は古典よりも声にした時の語感がいいなという組立です。考えて無いようでそれなりに文脈があります。

*1:じゅもんのコールとか、My Ixxxの口上とか、nerveの「他の男の人」でケチャ入れるとか4人の間を移動してそれぞれ指差しするとか

ぐるぐる回る@さいたまスタジアム2002

 初のフェスイベントへの参加。BiSはバンド編成ということで直前までどのような形態か明かされなかったが、前日になって曲提供しているSchtein & LongerからのアレンジメントでLone empty bedとホーンが参加するとの情報が。もともとBiS楽曲の中でもS&L寄りの作品に思い入れがありライブ見に行くきっかけとなっただけに、前日からセットリストをあれこれ想像して高まっていくことに。
 当日は快晴で、浦和美園からの結構距離ある歩道を通って1時間前には着いたかしら、すでに研究員が数名集まってるという相変わらず皆さん出だし早いです。

 スタンド手前の通路に組まれた舞台セットは1mほどの雛壇。そこにDr, B, GとBiSメンバー用のマイク4本。それと客席前方の右手にホーン用のマイク2本と、左手にPA。それらとヲタとを仕切る柵が無い。舞台前に研究員が準備した風船が置かれたりして、何となく入るべからず的なゾーン分けが出来てる雰囲気。

  1. My Ixxx (S&L remix with palm)
  2. nerve
  3. マグノリア
  4. My Ixxx

 曲アレンジが殆どなく、My Ixxxのリミックスで振りが少々変化があったことを除き、バンドを入れることによる演出の変更は最小限に抑えられていて、出来るだけ普段通りのままやろうとする意図が感じられたのは無難、もとい手堅い組立て。ただ、先述のようにS&L系統のセット自体が最近のライブからすれば新鮮に映るし、やはり俺得な場だなと。My Ixxxはリミックスだけじゃなくてシングルverを改めてやったのは、新規さんにはシングルをアピールできて、ぼくらにはいつも通りの盛り上がりを取り戻す気がして効果的に感じた。それと、音的にはホーンの活躍が目立っていて、nerveの入りにトランペットが鳴ったりじゅもんのサビ前の盛り上がりとか、生演奏ならではな部分を見せてたな。客との距離近い場所にいたから、ソロパートらしきところでケチャ入るとか、そりゃ入れるよね。やられた演者さんはびっくりしたと思うけど。
 客席側は最前のスペースが結構空いていて、ヲタ側でコールやケチャポイントとかで目立ちたい人は入って行ってまた引っ込むとか、メリハリついた動きができるのは楽しいす。「太陽のじゅもん」のコールは定着してないのを良いことに、さいたまバージョンにして入れさせていただきました。

 その後、(M)otocompo→omodaka→Panic Smileエイプリルズ曽我部恵一バンドと回って、フェスなのにアットホームでお得感あるイベントでした。

阿佐谷神明宮例大祭

 年1回の神輿が出る祭り。この日ばかりはアイドルより優先するイベントのひとつ。
 昨年と比べても相当暑さが堪える日で、2番目の神酒所あたりで昨日のライブでかいた汗を上回るくらいの汗が出てたのではないか。日にあたりたくはないけど、日焼け止めこれでもかと塗っておいて、頭は手拭いをすっぽり巻いてガード。
 今年はお宮入りを務めることができたし、町会全体でケガなくもめ事なく終えたのは何より。担ぎ手は気楽だけど、道中安全に気を配ってくださったかたに感謝するばかりです。阿佐谷でなんだかんだ人住んでるから、祭り自体うるさく思う人がいるに違いないけど、普段(おそらく飲み屋でも)接しない方と一緒に神輿を運んでいくのは不思議と連帯感を生むのが好きです。てくらいに地域コミュニティを思う日。クリスマスしか教会いかないのと一緒で、基本は物ぐさなので。
 神輿で好きなポジションは神輿本体のすぐ後ろの中心部。常時荷重が均等に来るからそれなりに持久力要するんだけど、上下の振れ幅が小さいから担ぎ棒が肩にぶつかるダメージを最小化できる。それと、前の人の足に触れなくて済むのは気が楽だし、やはり足先へのダメージを最小化できる。その分、長く担いでいられるのが自分的には美味しい。花棒(神輿本体の真ん中前方、特に最前はギャラリーの視線が一番集まるから華やか。その分、きれいに担げてないとかなり無様。)は巡幸中に一回できれば十分。

Over the Futureの初披露

 怒涛の1日3ライブ。翌日に地元でお祭り控えて、新調していた鯉口シャツと半股引をセットしていく。o-crest「2011 Compilation Special Live!!!!「RING」」で6曲、朝一からのGMYL全部は準備運動にしては激しくて、左右にわしゃわしゃ振られる。Yellを生歌で見るのは初めてかな振りが完全に変わっているのを眺めて、ちょっと一息ついたと思ったところに新曲のOver the futureを初披露。
 原曲はPerfumeをきっかけに行くようになったDJイベントで良く聞いていたこともあり、どういうアレンジになるのかは気になっていたところ。事前にtwitter介して入ったつぶやきにヤバい!というのがどういう出来になってるのか、少なからず思い入れある曲だけに期待と不安とあったのですが、構成としては意外と素直な感じ。イェイ!ゼッタイ!ダイターン!とかコールは中盤以降で場所シフトしながらもしっかり入れられる、サビ後のブリッジの尺も同等。一方、イントロはギターから長くあって、ukが"kiss kiss"と高い声であおるってくる。声の通りいいから、耳キャッチとして機能してる。そこからメンバー別に"chu"のボイスと共に投げキッス入れるのは原曲の力強さをかわしながら、年齢少し上のコケティッシュな演出に見えて楽しい。
 トラック自体はまだ聞き込んでいたいので暫定印象ながら、ロック様のギターにドラムンが乗っていく感じ。制作した瀧澤賢太郎さんはハウス方面の方で、2000年中盤以降の流れは全く把握していないのですが、ドラムン自体が一回りしていることへの感傷を覚えているところ。これまでのBiS楽曲では松隈ケンタがロック、Schtein & Longerがブラックミュージック寄りの作家さんで作ってきたところに、第三極ともいえるフロア向けのアピールを交えてきたように思います。ただし、ごった煮にするのではなく、ここまで作ってきたサウンドを踏まえながらライブで融合していけたら楽しいかな。元ネタとしての可憐girl'sが残した影響力はとても大きいものがありますが、気負わずに取り込んでいくのがBiSさんらしさだと思うので、しっかり身にまとえたらまた面白いことになるだろう。
 その曲で、ヲタ的なアピールをどういう風にやるかは(他の曲でもそうだけど)また挑戦でもあって、自分として取りあえずブリッジ部分でサンダースネークをマスターしたいところ。あと、同じ箇所でPPPHが入るのは曲構成的にちょっと違わない?なんて思ったり思わなかったりだけど、自由な感じでいいと思います。
 同曲は夜の「TOgether WOMB」でも披露して、当の瀧澤さんが見に来ていたところに、ヲタが手でアーチを組んでお出迎え&お見送り。フロアまで出てくる気さくそうなかたでした。
 3現場終了後、8人ほどで反省会。翌日の神輿に備えてお酒は控えめに、焼肉にてスタミナ補充。

I LOVE TOKYO?FOR ANIME MUSIC LOVERS?

I LOVE TOKYO?FOR ANIME MUSIC LOVERS?

Tokyo Eleport004 @Club Asia

ハコイベントとしては8月19日のタコフェス(略)以来になるんですね。メリーさんとのデュオがしっくりして心地よいライブでした。セットリスト以下のような曲、例によってメモ取らないので順不同です。

  1. Magnet Love
  2. スパイシーチェルシー
  3. Musique Rendezvous
  4. プラモガ
  5. プロペラ


 プロペラは2回目で、以前はまゆちゃん1人のときだっけかな。タコサムさんがゲストダンサーで、ルミカライトオレンジを回しながら飛翔するイメージの振付け、いつもよりまゆちゃん大きく見えて良かったなあ。タコサムさんの稽古に感謝で練習の成果出て良かったのであります。
 それと、メリーさんがいわゆるお色気担当として定着した日として記録したいのですが、歌っているときのうっとりした表情に法悦を感じるわけです。ランデヴーのサビ前で長い手足を生かした振りに見とれたり、micro KORG2台体制となってまゆちゃんと指先がつながったり、舞台の奥行感じるのは好感。ほんと、加入ありがとうゴザイマス。「お茶をマンツーで」はじきに使わせていただきます。まゆちゃんとメリーさんで抱き合ったのはその流れでしたっけ、うろ覚えだけど結構突然だった感じ。ハグ券・・・は使えないですね。