ぐるぐる回る@さいたまスタジアム2002

 初のフェスイベントへの参加。BiSはバンド編成ということで直前までどのような形態か明かされなかったが、前日になって曲提供しているSchtein & LongerからのアレンジメントでLone empty bedとホーンが参加するとの情報が。もともとBiS楽曲の中でもS&L寄りの作品に思い入れがありライブ見に行くきっかけとなっただけに、前日からセットリストをあれこれ想像して高まっていくことに。
 当日は快晴で、浦和美園からの結構距離ある歩道を通って1時間前には着いたかしら、すでに研究員が数名集まってるという相変わらず皆さん出だし早いです。

 スタンド手前の通路に組まれた舞台セットは1mほどの雛壇。そこにDr, B, GとBiSメンバー用のマイク4本。それと客席前方の右手にホーン用のマイク2本と、左手にPA。それらとヲタとを仕切る柵が無い。舞台前に研究員が準備した風船が置かれたりして、何となく入るべからず的なゾーン分けが出来てる雰囲気。

  1. My Ixxx (S&L remix with palm)
  2. nerve
  3. マグノリア
  4. My Ixxx

 曲アレンジが殆どなく、My Ixxxのリミックスで振りが少々変化があったことを除き、バンドを入れることによる演出の変更は最小限に抑えられていて、出来るだけ普段通りのままやろうとする意図が感じられたのは無難、もとい手堅い組立て。ただ、先述のようにS&L系統のセット自体が最近のライブからすれば新鮮に映るし、やはり俺得な場だなと。My Ixxxはリミックスだけじゃなくてシングルverを改めてやったのは、新規さんにはシングルをアピールできて、ぼくらにはいつも通りの盛り上がりを取り戻す気がして効果的に感じた。それと、音的にはホーンの活躍が目立っていて、nerveの入りにトランペットが鳴ったりじゅもんのサビ前の盛り上がりとか、生演奏ならではな部分を見せてたな。客との距離近い場所にいたから、ソロパートらしきところでケチャ入るとか、そりゃ入れるよね。やられた演者さんはびっくりしたと思うけど。
 客席側は最前のスペースが結構空いていて、ヲタ側でコールやケチャポイントとかで目立ちたい人は入って行ってまた引っ込むとか、メリハリついた動きができるのは楽しいす。「太陽のじゅもん」のコールは定着してないのを良いことに、さいたまバージョンにして入れさせていただきました。

 その後、(M)otocompo→omodaka→Panic Smileエイプリルズ曽我部恵一バンドと回って、フェスなのにアットホームでお得感あるイベントでした。