さみしんぼイベント 〜これでX’masは1人じゃないよ〜
CDリリースに併せてのファンイベント、これまでやってきたハグ、Biンタ、頭ナデ、など選択できるものでしたが、自分としてはささやき一択。4人からそれぞれささやいてもらった言葉を記録します。
基本的に自分の気持ちでささやいて欲しい言葉だけど、何か伝わるものがあればまた嬉しいかな、ってあたりを選択。
私の青春はもはや堅い血管となり、
その中を曼珠沙華(ひがんばな)と夕日とがゆきすぎる。
それはしづかで、きらびやかでなみなみと湛え、
去りゆく女が最後にくれる笑ひのやうに、
厳かで、ゆたかで、それでゐて侘しく
異様で、温かで、きらめいて胸に残る・・・・
●中原中也「山羊の歌」収録「盲目の秋」より
ユケさん。脱退が決まっていることで別離は避けられないけど、そこに残る思いがみずみずしく描かれるような。
配慮や顧慮が役に立たないことは、しかしながら、現存在のこうしたあり方が本来的な自己存在から切り離されることを決して意味しない。現存在の体制の本質的な諸構造として、これらは、共に実存一般の可能性の条件に属しているのである。現存在が本来的に現存在自身であるのは(中略)第一義的に現存在の最も固有な存在可能へと己を投企し、ひと(即ち)自己の可能性へと投企しない限りにおいてだけなのである。
●ハイデガー「存在と時間」よりユフさん。実存哲学の代表作で、全くしっかり読んだものではないけど、「死に向かう存在」への論拠を立てる仮定で、自己と他者の二分割ではなくて、自己の意志たる実存の定義をがっちり固める部分。
尼寺へ行け。なぜ、男に連れ添って罪深い人間どもを生みたがるのだ?このハムレットという男は、これで自分では結構誠実な人間のつもりでいるが、それでも母が生んでくれねばよかったと思うほど、いろんな欠点を数えたてることが出来る。うぬぼれが強い、執念深い、野心満々だ、そのほかどんな罪をも犯しかねぬ。
●シェイクスピア「ハムレット」よりのんちゃん。愛するオフィーリアを敢えて遠ざけるために悪態をつくハムレットの台詞。「尼寺へ行け」はあまりに衝撃的だけど、そこをのんちゃんにささやいてもらう状況にのたうち回りました。
争議権は労働者の基本的人権として、労働者の団結を背景に、要求実現などのために使用者に圧力を行使することを認めた、労働者に取って最も強力な団結の武器といえます。争議権を背景に持っているからこそ団体交渉権は実効的な権利になりうるのであり、強い団結がなければ団体交渉も迫力を欠くことになります。
●「労働組合のための労働法」よりプー・ルイ。団結は重要です、今後のBiSさんにおいては必須、研究員においてもなんだかんだと必要とは思うよ。