耳をすませば

 こちらは中学が舞台。もっともどかしい、はじめての恋を描いているのですが、男の子を振る台詞は残酷ですね。そのなかできたえられていくのですね。おじいさんの職人が暖かく見守るとか、筋書きどおりで安心してお菓子をぱくつけるのですが、ラストにハッピーエンド確定した段階で急に少年に戻るのがちょっとがっかり。あくまで清くですが、なんかそれまで切実だった将来を追いかける気持ちが消されるような気がして。