ダンスパフォーマンス

 同日に行われた、こちらは未来の体育教員によるパフォーマンス。一糸乱れぬ、まで行かなくとも、真剣な目でそこに近づこうと必死にやるのが伝わってくる。何より、ちょっとバランスを崩した男の子が悔しそうに唇をかんで、そうした学生ならではの熱さを感じさせるし、なんか、普段の活動を知っていないのにそうしたきっと大変な努力が垣間見える瞬間で、思わず涙が出てしまったのであります。
 イベントはその日だけなのだし、その日のパフォーマンスに関わった協力隊員は限られるわけだけど、彼らの活動は毎日あるわけだし、それぞれの職種でどういうものを残すかというのは見えないものもあるわけで、計り知れない奥深さがラオスの協力隊にあると感じずにはいられないのです。それは、なんともうらやましいとすら感じてしまうのです。