地球を、開けよう。

 国際交流基金さんのブログがありました。わが社と同じ時期に独立行政法人となった組織で、組合運動でも連携していたりと、いつもお世話になっております。ペコリ。
 先日、社内ブログの話をあげたところですが、社外向けのブログに取り組んでいるんですね。わが社で作ることを考えたら、広報とIT部門がハンドリング・検閲した結果が出て面白くない記事だったり、書き手にお願いするのに「やだよーそんなの」なんてけんもほろろにされたりとか、苦労は多いんだろうなぁ。
 そんな先入観で見てみると、まずまず。どちらかというと仕事の裏側紹介みたいなもので、業界よりにならない一般向けのかたりくちで、広報目的で好感度アップが狙いならいい線行っているのではないかと。なにより、当局発表チックになっていないのが親近感沸いてくるかな。
 うちのホームページでは世界こぼれ話というコンテンツ*1があるわけですが、個々には話題があっても散漫としているし、なんか軽い。というのも、広範の関係者に何かネタください!何字以内で、写真つきで!なやりかただと、(保秘や誹謗中傷を排除するのは当然としても)書き手は無意識に制限感じてしまいます。基金さんの場合はプロジェクトチームがあるそうで、執筆者は限定されている。日記調、座談会、ネタ提供みたいなブログらしい内容で、若手が狙いどころ定めてるのかなぁ、とすら思ってしまう。
掲載文書を同組織決定してるかはぜひ知りたいです*2。そのあたり、治外法権的な運営じゃないとネタがあっても社員が書くのが億劫になるよな。

*1:実はキラーコンテンツは途上国の国別に、銀行やらレストランやら手続きやら必要な情報を集めたページ。ラオスこちら。でも、開いてみると冒頭に「責任持ちません」なんて赤で書いてあって、いわなきゃならないことだけど、見せ方のモンダイ。

*2:うちだったら必ず1件ごとに決裁だな、なんて、自分が管理部門にいたときには考えていたに違いありません。