ミュージカルバトン

 こまひこさんから引継いでもらいました。
■Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

  • 25GB

■Song playing right now (今聞いている曲)

■The last CD I bought (最後に買ったCD)

先日ラオスに来たお友達からお土産でいただきました。感謝感激であります。もう20年に届こうかというキャリアですが、初々しいくも切ない感じのsarahのボーカルに惹かれ続けてます。ポップスの枠の中でも安定して楽しませてくれる。多分元ネタ取りは丁寧にやってるんだろうけど、まあ、そのあたりは昔からほかのアーティストでもあまり興味なかったりします。

■Five songs(tunes) I listen to a lot,or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

先月からiTunesで聴いた記録はこちらです。統計的にまだばらつきある感じ。

 人生で初めて自費で買った音源ということで。中学1年のとき、当時はアナログレコードの終わりかけ時期で、それまで回転がおかしくてまともに聞けないプレーヤーの更新を親にねだったものです。当時はそろそろ周囲が洋楽に目覚める時期で、Best hit USAなど毎週見ては話題になっていたのですが、MadonnaかCyndy Lauperか、という選択で校内抗争が起こるほどの加熱振りだったのですが、自分はなぜだかculture club。しかも、アルバム"colours by numbers"を出してから2年か経ち、活動のピークを過ぎていたにもかかわらず聴いていたもので、「なにそれ」なんていわれてはへこんだものです。

 その後、中3のころにこれまたなぜかYMOに転び、全アルバムをレンタルレコードで借りてテープに落としては聞きまくっていたのです。真剣に、リアルタイムで聴きたかったなぁ、リアルタイムだったのは小学校の組体操でやった"rydeen"だったなぁ、なんて感じながら、家族旅行の度にカーステレオで掛けてはわけわからない、盛り上がらない音楽だ、なんて親父に言われつつ、メンバーのソロ作も聴きつないでいたのであります。
 時は経て、大学入学時にはYMO再生、坂本教授は(勝手ながら)ソロ最盛期を迎え、いずれのコンサートにも弟*1と行くという快挙を成し遂げたのであります。家族愛もいいのですが、当時(sophomoreくらいまで)の私には好きな娘と行く、という選択肢はなぜかなかったのであります。
 標題の曲は中谷美紀がボーカル取ってますが、ライブではたしか別の人が歌っていて残念無念と感じてしまったのですが、このころの教授の空気が疑いようもなく中谷美紀の2ndアルバムまでの都会的かつ透明に美人ディーバを引き立てたと思って、(これまた勝手に)感慨も深まるばかりなのです。

 高校生のとき、YMOのtechnopolis2000-20ツアーでキーボードで参加したとの情報からチェックしたのです。アルバムとしてはvivantやらDMのころ。ジャズをやる人とは当時夢にも思わず、エキセントリックだけど、独特な世界観持ってるひとだなーと思ったのです。
 大学に入って後、ジャズのライブハウスでたまにやっていることを見つけ、以来「アケタの店」、「MANDA-LA 2nd」、「新宿pit inn」など、ライブがあると出かけ、神戸に旅行したときまで友人を見に連れて行ったりしたのです。ライブハウスで10m以内の至近距離で見る息遣いや、お客さんのうなり声に、大人になった楽しみを感じたりして。標題の曲はボサノバのカバーや、独自の解釈でボップスへ展開する、耳当たりよしだけど一番行っちゃってる度が高いアルバムの一枚前のアルバム*2「ロマンティックな雨」から。「なまこの親子」のピクニックを台詞で話すのですが、ライブの時にはMC代わりに近況をなまこにしゃべらせたりして、ジャズの激しい演奏の後にゆったりさせられるのです。

 冒頭、覚せい剤で捕まったそうですね。理由はともあれ、覚せい剤・麻薬はキライです。
 それはさておき、これまたリアルタイムというには一歩遅れて、禁じられた生きがい
から聴き始めたのであります。当時好きだった娘が仲間内に広め、はじめは話題についていくつもりで聴いていたのが、ライブに行くなどうちにはまっていきました。そのときのツアーはblitzと武道館で2回も行ったり。結局、その娘とは恋愛競争に敗れ、さらにその後、スペインにて靖幸普及活動を行っていた娘に告白したらふられ、と、恋愛関連については淋しい想い出がついてきます。
 時は流れ、2003年のfreshboy tourの時点ではひじょーにダウナー状態だったのですが、当時を思い出しながら行ってみようかとチケットを買ってベルサッサでとzepp東京へ向かって、集まってる人の話題を耳にしながら、皆で待ち望んでた空気が心地よかったのです。さらに、コンサート終了後セットリストやほかの人の感想を知りたいなーと思ってweb検索していると、こまひこさんのページに行き着いたのです。ブログを見て知った初体験、ご本人のページにコメント入れるなりすればよかったのに、バーテンをしてらっしゃるバーにいきなり押しかけたのです。spank happy*3のお話しながら、久しぶりの近め音楽友達の出会いに感謝した夜でした。

 

 大学卒業後、晴れて大学院デビューを果たしたわけですが、このころまさに"mermaid"や"you make me"をリリースして、渋谷Roomでかかるとフロアで大絶叫、そこで自身がDJやライブやるとなれば入場制限かかるような、全盛期と接していたのです。当時クラブよりの音楽友達グループで、情報見つけては夜な夜な通ってました。今は昔。
 社会人になってからはアルバム"4 seasons"のライブで新宿liquid roomへ、当時付き合ってた彼女といったのですが、予習のとおり期待していた盛り上がりよりは、落ち着いた大人のムードになっていて、大人になってこういう音楽がしみるようになってよかったぁ、なんて思ったのです。その後、今はなき「スカラ座」でコーヒー飲みながら(かなり一方的に)感想を語ったのも良い思い出。

■Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名)

とりあえず、自分からは渡さないことにしました。ご覧になって書きたい意欲に書きたてられた方、小生までメールお願いしますです。

*1:その後、弟は電気grooveアブストラクトもの、菊池成孔と進んでいき、菊池において再び兄と合流するのです

*2:勘違いしてました。勘違いしてたのはこちら

*3:知ったきっかけはタワレコ新宿の面だし陳列。偶然。