電力線ネットワーク

 社内の勉強会に出ていまして、かなり情報に疎いわたしには目に鱗だったのです。既存の電線インフラをネットワーク基盤として、情報を流通させようとするしくみで、家庭のコンセントにモデム付プラグをつけると、そのままパソコンにつないでネットワーク接続できるというもの。将来の家電デジタル化とかで、別途家庭内LANを構築せずに、ネットワーク化できる可能性も秘めてるみたいです。概要はこちら

  • 推進協議会なんて出来てるんですね。電力業界が多いです。
  • 反対を唱えるサイトもあるようです。漏えい電磁波の干渉で、人体はともあれラジオや天文観測とかの電波に影響がでるみたいです。

 まあ、ラオスで適用する可能性とメリットはあるのかもしれませんね。そもそも電波の規制なんて無いし、村落への電話含めてIT普及を図る場合には魅力的な気がします。ただ、それ以前に光ファイバー網を引いてしまっていて、ビエンチャン市内ではDSLサービスがあって、携帯電話が固定をあっという間に抜いて爆発的に普及したり、さらにそれに加えて電力線ネットワークを引くことは、技術的な支援があって商売成り立たない限り難しい面があると思います。