アフガン零年

 東京写真美術館で見る。タリバン政権下で必死に生きる少女と家族の様を描く。タリバン自体もうない存在だけど、当時どれだけの力をもって支配していたかが良く見える。女性がかぶるブルカとか、忘れかけているタリバン政権を切り取っているが、情緒に訴えすぎかあなぁ。少々重い。もっとも、寒々としたカブールの風景は、演技や演出でなくとも説得力がる。