現金の無い暮らし

日本に戻って驚いたことのひとつ。ちょっとした買い物でクレジットカード使う機会増えたし、Edyやら電子マネーでコンビニでもマツキヨでも買い物できてしまう、果たしてこれは便利なのかなぁ、と思ってきました。
普段持つもの、現金中心ならそれと銀行キャッシュカードがあればよかった。見た値段で買うか、見た値段を現金支払う額として値切れば良かった。ピチカート・ファイブの"Catchy"で、「新しいお店はクレジットカードが使えてキャッチー」なんていってたけど、思い起こすにあれはあくまで現金で買うのが原則だけど、手持ち無くてでもとっても買いたい欲求を満たしてくれる、という魅力だったと思うのです*1
 でも、帰国後気づくとポイントカードがわんさ。クレジットカードは3枚。財布に入りきらないので100均のカードホルダーに入れて休日は持ち歩く。平日は忘れてしまって、ポイント貯められないと泣く。
 コンビニでEdyで払うのに、マイル積算が200円ごとなので、180円のサンドイッチ買うのに200円きっかりになるようベビースターラーメンミニ、30円を加えたりして、本末転倒。
 飲み屋をハシゴして、終電近づいているのに「ここで帰らなくても、タクシー代をカードで決済できるし、しかもマイルが貯まる。もっと飲んじゃえ!」なんて錯覚して、とても本末転倒。
 そもそも、ポイント貯める前に、量販店でもっと安く買えたりするし。シビアに行くと現金で安売りなのと、高めだけどポイントつくのと比べて、さらにネット通販の金額も加わって、訳分からないですね。うん、メンドクサイ。でも知らないと損するのは納得いかないし。
 唯一、お得だなあと思ったのは近所の某スーパーチェーンで、月何回か、提携のクレジットカードで払うと5%引きになる、というもの。食品も対象で、週1くらいの買い物は必須だからそこでまとめて購入。おまけにタイムセール3割引のお弁当買えたりする。しかも、カードのポイント貯まる、というお得感。
 新物好きのくせして、根がコンサバティブなのを自覚します。

*1:その挙句、限度額まであたかも自分の可処分現金であるかのような錯覚を思わせるおまけあり。