漏水探査のための機器は以下の3通り。

  • 漏水探査機:漏水音に特定してその音波を増幅することにより、ピンポイント(±20cm程度)で漏水地点を特定する。
  • 非鉄管路探査機:地下の消火栓や量水機(水道管と)にオシレーターを設置し、そこから発する音波が水道管沿い信号音波として伝播するため、地上に設置するセンサーで管路の位置をたどっていく。配水管から給水管、またはその逆の探査も可能。
  • 鉄管探査機:原理は非鉄管路探査機と同じだが、発信する電波は周波数10-数100kHz。
  • 音聴棒:医者の聴診器の原理で、地面に集音器をつけて、その上の細い管で共鳴させることで音を増幅させて、地中を流れる水音を聴く。ベテラン技術者になると、漏水音を探査機を使わず音聴棒だけで聞き取れるらしい。