chinaimo浄水場

ビエンチャン中心部から車で30分くらい、意外と近場に浄水場はあります。
日量8万トンの水を処理して、市内に配る。96年に日本の援助で作ったもの。水源はメコン川で、あの茶色い水から水道を作っていくとは、結構驚き。とはいっても、濁度は高くても比較的メコン川中流ラオスでは、ほとんどは土などの有機物で、それほど汚れてはいない印象。取水→凝集財添加→沈殿池→ろ過池のオーソドックスな流れで、ろ過池の洗浄は1日1回程度の運転ながら、水質基準はクリアしている。中は意外ときれいで、凝集剤などの薬物も結構きちっと管理している。
浄水場にはボランティアの方が入っていて、お話しをうかがっていたのですが、浄水場を毎日歩いて、データだけでない、水の色やにおいで水の出来ばえを見ないと、との言葉にちょっと感動。それだけの経験を持っていて、さらに、浄水場の職員を煽ってサポートしていく取り組みが重要なんだろうな。