朝日新聞の夕刊を見ていると、圏央道の訴訟に関連して、某教授のコメントが出ていて、自社が言及されていたのです。曰く、

  • 【自社】ですら、SEA(strategic environment assessment)を導入しており、世界的な潮流である。今回の計画について、EIA(environmental impact assessment)の手続き面では十分でなかったといわざるを得ない。

後半はともかく、前半の「【自社】ですら」と引き合いに出されることに「えー」と感じたのです。自社は海外事業ゆえ手続きを厳格化・透明化することが求められていることは分かるものの、一方で圏央道の計画には間に合わなかったのですから。でも、SEAをやったからといって全て解決するわけではないわけで、SEAでもEIAでも、環境面で実施可能性低いと評価がなされたら、振り出しに戻る判断をすることができればと思うのです。