ハイペリオンBIセミナー
ハイペリオン社長は非常に長身で190cmもあろうか、大きい方でした。それはさておき、某社でDWHを導入した事例が紹介されて、感じ入った点は以下。
- 在外事務所の巻き込み
- グローバルコーポレートの場合、全現地法人のデータを集積することが求められる。この際、現地の理解・協力は不可欠。しかし、明確なビジョンやメリットを示さない限り、先方の理解は得られない。本部と、現地の温度差、目標の違い。
- コード体系の統一は(やはり)カギ
- 一見本部で掌握していると思われるコードも、現場(事業部)で解釈が異なる事例は多い。
- 事業部で使いやくくするため、属性情報を付加したり、異なる体系を導入する例もある。当方でで言えば、某コードが「いつのまにか」導入された。IDに、部署の情報を付加した。基幹に手を入れられないゆえ明確にNOといえなかった経緯もあり。
- どのようなデータをユーザに提供するか
- サマリ(TOP向け)のデータのみ提供するのは不十分。サマリに裏に隠れた原因を、事業部が追求できる利用は当然想定される。事業部門のヒアリングは必須。
- むしろ、見ざるを得ない環境作りや、教育がものをいう。利用されれば、建設的な要望も出てくる。
- そのときに、ユーザのニーズに応えられない事態はぜひとも避ける。何でもfix機能で出すのではなく、抽出・加工ツールを効率的に利用するpoweruserを介在させる(コンサルテーションして作成代行するイメージ)。