「しの」プロデュース駒太夫

実は、直前まで何を見れるのか不明で、ちょっと不安だった。流れは、

  1. 漫才4組
  2. ストリップ2娘
  3. マジック
  4. 幇間+小唄(太鼓もち、有名なふすま芸、「尻に針刺す」話)
  5. 関師匠漫才(80過ぎても現役!パートナーのフォロー、息合わせが抜群)
  6. ストリップ2娘
  7. 太夫

 と、盛りだくさんの3時間半。芸は力強いものを期待していたけど、それ以上にもっと繊細なものでした。表情、目線、手の指の先に至るまで張って演ずる。だけど、「おれのアートわからんかい」という一方的なものではない。考えてみれば、お笑いも、ストリップも、ましてや幇間なんて、ライブで見るのは初めて。いい体験。

 お客さんが芸人さんを支えているところも間違いなくあるんだろうな。嘘かほんとか、「今日のお客は最高」と多くの芸人さんが言ってたし。うがってみるんじゃなくて、「サーカスを見るなら精一杯楽しんでみようよ」と、二湖(黒田硫黄のセクシーボイス&ロボより)が言ってたとおり。

 あと、浅草温泉という箱がまたいかす。昭和30年代くらい?宴会場をかりての舞台。また浅草を散歩するときには、歩いて汗かいたら一風呂浴びて、居酒屋に繰り出す、粋じゃあないか。

ちなみに、食べ物付きで飲み放題。ビール5杯なり。来年も行きたい!在外行ってても、一時帰国じゃ。